VAN DYKE PARKS





An Invitation to Sin

音の建築家、板大工(笑)84年発表、ジャケのまんまの
コミカルで楽しくてウキウキしてしまうアルバム「ジャンプ」。
もちろん哀メロおたくの私が最初聴いたときは
「なんじゃ、こりゃ・・・( ̄_ ̄|||)どよ〜ん」ってのが正直な感想。
まるで遊園地、もしくはパチンコ屋で流れるような・・・(滝汗)
ところがこのアルバム、催眠効果、もしくは媚薬効果でもあるのか、
あとあとまでグルグルと頭の中で回り続けるほどに
なにかしら惹きつけるものがある。(苦笑)

この曲だけは若干マイナー、しかもオペラ調。(* ̄m ̄)プッ
歌詞とかはともかく(苦笑)メリー・ポピンズにおける
「チムチムチェリー」みたいな役割。(爆)  <J>


Jump!(1984)


One Home Run

やれ「映画"ベスト・キッド2"のようなチープな東洋趣味」とか、
やれ「ジャパン・マネーを積まれて作ったアルバム」とかいろいろ言われて
イマイチな評価に留まっている、日米関係をテーマにした89年作
「東京ローズ」に収録されている曲。
ちなみにこのタイトルには文字通りのトーキョー美人という意味と同時に、
二次大戦中日本軍に取り入っていた、
連合軍の日本人女性スパイ達の通り名だったりします。

私、このアルバム大好きなのです。
確かに喜多嶋修さんが琴を弾いたり、茨城の漁師の娘、
飯島マクロス真理さんが港町のコールガールに扮してカリプソを歌ったりしてはいますが。
でも言われているような東洋趣味というよりは、
むしろNHK(劇団「飛行船」でも可)の子供向けミュージカルや、
人形劇の劇伴(あえてサントラとは言わない)のようなかわいい曲ばかりが詰まった一枚。
もう、聴いてるとベニヤ板で出来た立て看板の背景が見えてきますもん。
木とか(^_^;)。
裏ジャケでよいとこ〜ら波越えてとばかりに船を漕ぐ、
ヴァン・ダイク氏の水兵姿も決まってます。さすがは元子役。

で、このアルバムは世界中で大きな顔をして威張り散らしているアメリカ(人)に、
「家族の待つ故郷に帰ろう」というメッセージが込められているのだけど、
その帰るべき故郷のイメージとしてアルバムの最後に置かれているのが、
この曲なのですよ。
この郷愁を誘うカントリー・ナンバーを聴くと...駄目なんです。
初めて聴いたときから今まで、つい涙腺が...(T_T)。
昔「一分間のうちに涙を流せたら100万円」というテレビの企画がありましたけど、
出とけば良かったかもしれません。
しかも後半の歌詞は日本語(!!)。うろ覚えだけど、こんな感じです。

青空晴れる野原にゆこう
今日は楽しい草野球さ
ぼくの願いはたったひとつの
ホームランを一発打つだけさ

ただボールに向かい
思い切りプレイするだけ

駄目だ......こうして書き込んでるだけでも涙が.....
これもみなマッカーサーの陰謀なのか(T_T)?? <fxhud402>


Tokyo Rose (1989)



Van Dyke Parks Official HP




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