Ol' '55
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このひとの手にかかると、どんな曲でも哀メロになってしまう。 トム・ウェイツから滲み出るオーラそのものが 哀メロなんだからしょうがない。 そんなワケで、1曲に絞るだなんてあまりにも難しすぎたので あえてデビューアルバムの1曲目を飾るこの名曲を。 まだ私がティーンエイジャー(!)だった頃、 夜中にこっそりヘッドフォンで聴いてはとことんシビれながら 「私が大人になったら、こうゆうオトナになって こんなオトナと恋愛したりしちゃうんだ〜!」などと 何だかよくわからないけど まだ見ぬ「オトナの世界」に憧れを抱いてた。 あれから十数年、気が付いてみたら、 彼がこのアルバムをリリースした年より私は年をとってしまっていた…。 当然、私はこんなオトナにはならなかったし こんなニオイを放つ飲んだくれ男たちにも とりあえず、なんとか人生をかき乱されずに乗り越えてきた。 今ではこのアルバムを聴くと、やっぱりあの頃と同じようにシビれるのだけど あの頃とは違って、人生を間違えずにヨカッタ、とも思ったりする。 もしかしたらこれもオトナになった証拠なのかなぁ…。 <ドロンジョ> |
Closing Time 1973年 |
Burma Shave
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彼の魅力ってあのしゃがれた声と対照的に 優しく誠実なピアノの響きだと思う。 この曲はまさにピアノとのデュエット。 こんなの酒場でやられた日にゃ涙が止まらないだろうな、きっと。 <J> |
Foreign Affairs 1977年 |
Blue Valentines
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ジャズの名曲「マイ・ファニー・バレンタイン」が 即、頭を翳めるがこちらはブルーなバレンタイン。(笑) <J> |
Ruby's Arms
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昔、働いていた職場では街頭に向けてレコードが流せるようになっていた。 でも私がトム・ウエイツを流した途端、上司がすっ飛んできて 「酒でも飲んでないとこんなのは聴けん!」と 別のアーティストに替えられた。(涙) あれはどのアルバムだったろう・・・・・。 酒は飲めなくても聴けるけど、誰かと一緒には聴きたくはない。 聴くのは絶対にひとりに限る。(^_^;) <J> |
Blue Valentine 1978年 |
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