TACO





Puttin' On The Ritz/踊るリッツの夜




1970年代生まれの人なら一度は聞いたことあるんじゃないでしょうかね、この曲。
ミュージカル映画の"Puttin' On The Ritz"で表題曲として使われ、
現在はスタンダードナンバーとして数多くカヴァーされています(例えばフレッ ド・ アステアなど)。
作曲は"God Bless America"や"White Christmas"を作ったアーヴィン・バーリン。
それをインドネシア出身のタコ・オッカーズがなんとダンスポップにしてしまっ たのですが、
これがウケに受けて全米で大ヒット。
そのおかげでミュージカルなんか観ない日本人も
このスタンダードナンバーを知るきっかけになったとか、ならなかったとか。

それはさておき、実はタコのアルバムは一枚も持っていないのです。
手元にあるのは20年くらい前に通販で買った80年代洋楽コンピレーションアルバムで、
タコの曲はこの一曲だけが収録されています。
アメリカでは他にもヒット曲があったのですが、日本では一発屋の扱いだったよ うです。
そんな彼のアルバムはベスト盤も含めて全て廃盤となっています
(中古盤はとんでもなく高額になっています)。

メロディはとにかくYou Tubeなどで聞いてもらうとして、
歌詞は何だか皮肉っぽいんですよね。
原曲がどんな状況で劇中に使われているのかわかりませんが、
「憂鬱なときはお洒落して出掛けよう」っていうのは一種の励ましにも聞こえます。
でも「着飾れば俳優のゲイリー・クーパーに見えなくもない」なんていうのは、
貧乏人に対する侮蔑なのかあるいは見た目だけは立派という
金持連中に対する皮肉なのか。
いずれにせよ貧乏人の悲哀を感じさせる歌詞ではあります。
まあ本当にお金が無ければお洒落して出掛けるのも無理なんですけれどね。

You Tubeで流れるPVではリッチな衣装で身を包んだタコが
ホームレスらしき人々に語りかけるところからスタートします。
なんだろうこの嫌味な感じ…。
ところがこの曲やエディット・ピアフが歌ったことで有名な「ラヴィアン・ローズ」 の
カヴァーが ヒットした以降は鳴かず飛ばずの状態となってしまい、
上記のように全てアルバムは廃盤となってしまいました。
彼って今どうしているのでしょうね。
もしやPVの状況が逆転してホームレスになっているんじゃ…と思いましたが、
歌手として売れなくなって以降は俳優として活躍していたようです。
最近はといえば何故かロシアでこの曲が受けているとか。
ここは一つ日本でも頑張ってくれないかなぁ。
アルバム一枚くらい買うからさ。

                             (2011/1/23) <tokoro>



After Eight (1982)




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