ROXY MUSIC





A Song For Europe




もの哀しいピアノのイントロ。
暗く沈んだボーカル。
重々しいアレンジ。
こういう哀愁感はなかなか出したくても出せるものではない。
ジャベール(byレミゼ)でなくてもセーヌ河へダイブしたくなってしまうではないか。
ロキシーで初めて買ったアルバムがこの曲を含むストランデッドである。
当時ロック名盤100選みたいな本を購入していろんなアーティストを知ったものだ。
このアルバムもその中に入っていた。
決してジャケ買いしたのではない(笑)

                               (2005/11/8) <いまち>


Stranded (1973)


Love Is The Drug/恋はドラッグ




初めてロキシー・ミュージックを知ったのは
NHKのヤングミュージックショーだったような気がする。

その番組を見て「(゜Д゜) ハア?? なにこのヘナヘナした人は」と
思ったのが、ミスター・ダンディズム(笑)、ブライアン・フェリーその人で。
そのヘナヘナした人がクネクネと踊りながら、ボソボソとつぶやくように
歌ってたりして、周りでは化粧の濃い派手なお姉さん達が踊ってたりして、
フツーのロック(笑)がカッコイイと思っていた少女には
「有り得ない」世界の音楽と映像だったのだ。
その後、確か再放送があった時、やっぱり見てしまい(苦笑)
ま、その頃は洋楽の映像というものは貴重だったから
それが好きなバンドでなくとも見ずにはいられなかったのだ。
カントリーライフのジャケの右側はオカマだとか、
どうでもいい噂は信じて、ジョブソンやウェットンが在籍してたなんて
その時は知る由もなかった。

そして時は2005年・・・HNKで彼らを見てから
なんと30年の歳月が流れたというわけだ。
多感な少女はたくましいおばさんに成長した。私のことだ。(笑)
LIVE8でやはりクネクネと歌うフェリーの変わらなさに
心の底から驚き、また「カッコイイ」と感動した。
その変わらぬナルシズムとダメ男っぷり!最高だ!(爆)
で、"More Than This""Jealous Guy"も好きな曲だが
やはりこの曲が自分にとっての哀メロになるわけである。

                                   (2012/5/8) <J>                 


Siren (1975)


My Only Love




もう1曲、正統派の哀メロも。(苦笑)
ちょうどAORが流行った時期ってのもあるけど
変化球なしのロマンティック・チューン!
マンザネラのギターも色気たっぷりで
アンディ・マッケイの珍しく(!)真面目なSAX、
らしくないと言ったららしくないかもしれないが、
やっぱりいいものはいいのである。(意味不明)

                                  (2012/5/8) <J> 


Fresh + Blood (1980)


While My Heart Is Still Beating/我が胸のときめきを




一般的には最高傑作と言われるアルバム、アヴァロン。
実にオトナなアルバムだ。
一流のシティホテルを目指し(何しに行くんだか・・苦笑)深夜の首都高速を
ひた走る外車を運転するダンディズム溢れるオトナのオトコ。
脇には、わいわい騒がず黙って前を見つめるアダルティーな美女。
(相変わらずの例えですみません・汗)という実に洗練された、
都会チックなやたらと完成度の高いアルバムの中にあって、
何故かムード歌謡(爆)のようなノリの曲が本作。
んで、雰囲気ぶち壊しかというとそんなこともなく、すっと入ってきてしまうのは、
アルバムのトータル感が成せる業なのかな?
アルバムジャケットも実に素晴らしい出来映えだが、
ジャケットはやはりエロいジャケットじゃないとロキシーではない、と
思っているのは私だけではないハズだ(爆)

                               (2007/1/22) <いまち>


True To Life




RoxyMusic  怪しいバンド 初めはそれしか印象が無い。
下手な歌、下手な曲、これがグラム?
そんな感じで前半は殆ど意識の中に入って来なかった。
妖しいアルバムジャケットしか覚えていなかったRoxy。
一度解散したから再結成後のこのアルバム「Avalon」が一番だと聞いて、
まず洋盤で聴いた中で一番好きな曲がこの「Ture to Life」
下手が返って良かった様なギター、案外難しいことはしていないが
曲構成の中で適度加減が心地良い。
只音階をバックで奏でているだけなのだか
独特のセンスがそれを美しさまで持っていっているのではないか。
「沢山の顔がある女だが私は知ることは無いだろう」
そんな勝手な訳をつけている。
流れるような進行の中のうちに音階のギターが入りながらフェード。

 美しいと思う。

                               (2010/4/27) <Eddy.T>


Avalon (1982)



Roxy Music Official HP


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