このページではコレクション・サイト「ロック魂」(2001/4〜2005/4)にて掲載されたレビュー文を、
イアラ氏本人より許可を得て、再び掲載しております。
LONESOME CROW/恐怖の蠍団
(METRONOME
UXP-703-EB)
Side A
1.
I'm Goin' Mad/狂った蠍団
2. It All
Depends/イット・オール・ディペンズ
3. Leave
me/リーブ・ミー
4. In Search Of The Peace Of
Mind/安息を求めて
Side B
1.
Inheritance/悪魔の血が騒ぐ時
2.
Action/恐怖の毒蠍
3. Lonesome
Crow/ロンサム・クロウ
発売年・・・1971年
ジャーマン・メタルの代表格、スコーピオンズのデビュー・アルバム。
この頃は80年代にハード・ロックを聴いていた者には「神」のような存在だった
マイケル・シェンカーがリード・ギタリストとして在籍していた。リーダーのルドルフ・
シェンカーの実弟でもある。サウンドは70年代中頃の音にほぼ近いのだが、演奏が粗く
印象に残りにくいのがちょっと残念である。しかしややプログレっぽい感じの大作B-3を
はじめ、ブラック・サバスのような不気味な雰囲気を出すことに成功しているのは興味深い。
帯はこちらが初回盤だと思ってたら違った。(涙)
評価
= C
入手難易度 = B
FLY
TO THE RAINBOW/電撃の蠍団
(RCA
RVP-6089)
Side A
1. Speedy's
Coming/スピーディーズ・カミング
2. They Need A
Million/ゼイ・ニード・ア・ミリオン
3. Drifting
Sun/ドリフティング・サン
4. Fly People
Fly/フライ・ピープル・フライ
Side B
1. This
Is My Song/ディス・イズ・マイ・ソング
2. Far
Away/ファー・アウェイ
3. Fly To The
Rainbow/フライ・トゥ・ザ・レインボウ
発売年・・・1974年
74年の2作目。前作が重いプログレを意識していた為、
実質的には我らがスコピーのファーストと言えるかもしれない。
一体何者?風の意味不明なこのジャケ。・・・ちょっと笑える。(爆)
UFOに行ってしまったマイケルの後釜として今回から加入したウルリッヒ(ウリ)が
独特のギターワーク全開でバキバキ弾いている。
ついでに、あまり上手くもない(汗)リード・ボーカルまで披露してくれている(→A
- 3)。
A - 4では、日本人の心に響く演歌バラードの(←この傾向はその後のアルバムに
ずっと継承されて行くのであった。笑)スタート曲だと思う。
B - 1はジャスミンが昔バンドをやっていた当時コピーした恥ずかしくも懐かしい曲である。
はっきり言ってこの曲はかなり「臭い」(爆爆)。
どうして、名曲B-3でもなくA - 1でもA - 4でもなく、この曲だったのか!?
答えは明確だ。「1番短くて簡単だったから」である。(-_-;)
その上ドイツ人が作詞したんだから、日本人には非常に覚えやすく唄いやすいようになっているのも魅力だった。
確か2週間程練習して人前で演奏したはずだ。
今ならそんな恥ずかしいことはとても出来ない。(苦笑)
当時は画期的で斬新だったこのアルバムも今聴くとやっぱり古臭く感じる。
自分も一緒に歳をとったせいだろうか。...( =
=) トオイメ
written by
ジャスミン
補足・・・レコード会社の関係か本作はスコピーのデビュー盤とよく感違いされている。
実際レコードの解説ではあのツエッペリン渋谷が思いっきり感違いしているのだ。(笑)
本作のジャケは残念ながら発禁ではないが、充分に怪しい。(爆)
次作「IN
TRANCE」から7作連続で発禁ジャケが生まれたとはこの時点で誰が想像したことだろうか?
評価 = B
入手難易度 =
C
IN
TRANCE/復讐の蠍団
(RCA
RVP-6050)
Side A
1. Dark
Lady/ダーク・レディ
2. In
Trance/イン・トランス
3. Life's Like A
River/人生は川の如し
4. Top Of The
Bill/トップ・オブ・ザ・ビル
5. Living And
Dying/生と死
Side B
1. Roboto
Man/ロボット・マン
2. Evening
Wind/日暮れ時の風
3. Sun In My
Hand/サン・イン・マイ・ハンド
4. Longing For
Fire/炎を求めて
5. Night
Lights/ナイト・ライツ
発売年・・・1975年
出た〜!! 何が出たって、発禁第一号がだ。(* ̄m ̄)プッ
ダメと言われればかえってしたくなるのが人間の本能で(苦笑)
その後、彼らは懲りずに趣向を変えながらも発禁ジャケを
続々出して行くのであった。(笑)
まずいきなりウリ仙人の神業ギターがうねりを上げるA-1、
(歌はまぁまぁ聴ける。ただしこの曲では。爆<ウリ)
そして名曲A-2!! ウリとルドルフのぴったり息の合った
ツイン・リード、マイネの渾身のボーカル、アルバム・タイトルになっただけのことはある。
私はこの曲を聴くと今でも泣きたくなる。
同じ哀メロではあるがややインパクトに欠ける(爆)A-3、
個人的に大好きな暗くておどろおどろして泣けるバラードのA-5、
B-1もかっこいいなぁ〜(笑) でもって、B-2の多重録音も面白い。
まさにウリ・ワールド満載で半分以上哀メロ曲収録のこのアルバム。
臭いけど(ぉい!)70年代のブリティッシュ・ハードロック
(まぁ、正確にはジャーマンになるんでしょうけど)の代表作であることは間違いない。
written by
ジャスミン
補足・・・3作目にして発禁第1号となった記念作。(笑)
おっぱいがちょっと見えてるだけなのに・・・。う〜ん、理解に苦しむ。
参考までにアメリカ盤ではおっぱいが見えないようにボカしてあります。(笑)
評価
= B
入手難易度 = C
VIRGIN KILLER/狂熱の蠍団(ヴァージン・キラー)
(RCA
RPL-3034)
Side A
1. Pictured
Life/幻の肖像
2. Catch Your
Train/キャッチ・ユア・トレイン
3. In Your
Park/イン・ユア・パーク
4. Backstage
Queen/バックステージ・クイーン
5. Virgin
Killer/ヴァージン・キラー
Side B
1.
Hell-Cat/ヘル・キャット
2. Crying
Days/クライング・デイズ
3. Polar
Nights/暗黒の極限
4. Yellow
Raven/イエロー・レイブン
発売年・・・1976年
↑これが問題のジャケである。各国で発禁になったのに、ビニ本規制の厳しかった日本ではなぜか
そのまんま発売された。(今もって不思議なことだ。笑)
だが、このジャケをレジカウンターに持っていくのは、当時の若者には大変勇気がいることであった。
(当時のおぢさんはもっと勇気がいったことだろうが・・・爆)
で、誰か一人がその勇気を振り絞って(爆爆)、購入したと聞けば
「ダビング、お願いします〜♪」と、ハイエナの行列がついた。
もちろん、ジャスミンもそのハイエナ軍団の一人だった。(笑)
それでも日本では、その音楽性が日本人の好みと相まって凄く売れたのだが、
実際ジャスミンのようにレコードを買わずにちゃっかりテープだけで持ってたのも混ぜれば、
実質売上記録の何倍もの人に愛聴されたに違いない。(←かなりの思い込み。笑)
さて、中身のほうだがウリとルドルフのツインギターが炸裂する名曲A-1を筆頭に、
同じくスピード感溢れるA-2。泣きのA-3、B-2、4。
その他いずれ劣らず名曲揃い!!
まぁ、ちょっと難を言えばウリがリードボーカルをとっているB-1、B-3 があまりにもキ○ガイじみて、
上手ければそれでもいいのだが、そうとも言えないので(←曖昧な言い回し。(-_-;))
マイネが唄ったほうが良かったと思う。。。(苦笑)
written by
ジャスミン
補足・・・発禁ジャケの常連スコーピオンズの問題作で通算4枚目のアルバム。海外では子供の裸は
日本の大人並みにイケナイことなので(笑)、当然発禁となり、裏ジャケのメンバーの写
真が使用された。
しかも股間に亀裂が入ってるんだもんなぁ〜。このジャケにより、スコーピオンズは世界中のロ◯コン
から崇拝されることとなるのであった。(爆) 本作は4枚目なのだが、私の周りではどういう訳かこれが
デビュー盤だと勝手に解釈してしまう輩が多い。彼等の発禁となったジャケは前作「復讐の蠍団」に続き
2枚目となった。
評価
= A
入手難易度 = C
TAKEN BY FORCE/暴虐の蠍団
(RCA
RVP-6232)
Side A
1.
Steamrock Fever/スティームロック・フィーヴァー
2. We'll Burn The
Sky/空を燃やせ
3. I've Got To Be
Free/自由への叫び
4. The Riot Of Your
Time/炎のロック・スター
Side B
1. The
Sails Of Charon/カロンの渡し守
2. Your
Light/ユア・ライト
3. He's A Woman, She's A
Man/暴虐のハード・ロッカー
4. Born To Touch Your
Feelings/愛のために生きて
発売年・・・1977年
これが噂(?)の「墓場で決闘」ジャケである。
これも「不謹慎」との理由でめでたく発禁入りした。(笑)
怪しげなイントロのA-1、メロウ&ハードな2部制のA-2は泣きの名曲!
いかようにも(笑)こなせるマイネの底力、ここに有りって感じだ。
A-4の凝ったつくりもまた素晴らしい〜!
そしてそして、なんといってもB-1!!
メタル・ギター・KIDSには避けて通れない道。
しかしながら仙人のマネをするのはイバラの道のりで
大概のギタリストは挫折してしまうのではないか?
(反対にこれ完全コピーできたら自信持っていいかも〜♪)
そしてそしてそして(しつこいって!汗)ノリノリの代表曲B-3、
哀しい哀しいB-4(←かなりクサいが。爆爆)と
全曲捨て曲なしの素晴らしいアルバムを残し、
ウリは仙人の道を極めるがごとく去っていった。〜(mToT)/~~~
written by
ジャスミン
補足・・・特別私が付け足すようなことはありましぇん。
ウリ・ロート最後の作品にして「IN
TRANCE」から連続3作の発禁となる。
評価 = A
入手難易度 = C
TOKYO TAPES/蠍団爆発!!
スコーピオンズ・ライブ
(RCA-9147〜48)
Side
A
1. All Night
Long/オール・ナイト・ロング
2. Pictured
Life/幻の肖像
3. Backstage
Queen/バックステージ・クイーン
4. Polar
Nights/暗黒の極限
5. In
Trance/イン・トランス
Side B
1. We'll
Burn The Sky/空を燃やせ
2. Suspender
Love/サスペンダー・ラブ
3. In Search Of The Peace Of
Mind/安息を求めて
4. Fly To The
Rainbow/フライ・トゥ・ザ・レインボウ
Side C
1.
He's A Woman, She's A Man/暴虐のハード・ロッカー
2. Speedy's
Coming/スピィーディーズ・カミング
3. Top Of The
Bill/トップ・オブ・ザ・ビル
4. Hound
Dog/ハウンド・ドッグ
5. Long Tall
Sally/のっぽのサリー
Side D
1.
Steamrock Fever/スティームロック・フィーバー
2. Dark
Lady/ダーク・レディ
3. Kojo No
Tsuki/荒城の月
4. Robot
Man/ロボット・マン
発売年・・・1978年
その名の通り、78年中野サンプラザでのライブ盤。
これ2枚でウルリッヒ時代がさぁ〜っとおさらいできるお得なアルバム。
ことごとく発禁になるジャケのイメージを一掃するかのような、さわやかなマイネのおしゃべり。
(しかも流暢。爆)最後まで観客へのサービスも行き届いている。(笑)
A-2は初めてこの曲を聴いた時「これぞ本物のハードロックだ!」と、私にとっては衝撃的、
かつ一番思い入れの強い曲でもある。スタジオ盤「ヴァージン・キラー」の同曲をいくぶん
フェイクしているが、これもまた素晴らしい。 涙なしでは聴けないA-5、B-1、4。
ノリノリのC-1、2、D-1。泣いたり踊ったり(!)で息つくヒマもない。(苦笑)
ロックンロールの名曲C-5。そしてこのアルバムのある意味(?)代表曲でもあるアンコール曲D-3。
もう、なんでも来いっ!って感じだ。(笑)この時の観客の反応がしっかり演歌チックな手拍子を
披露してくれている。(さすがに日本人だ)私もドラえもんのタイムマシーンに乗れたなら、
一緒に「荒城の月」を唄いたいものだ・・・(涙)
written by
ジャスミン
補足・・・ってほどでもないけどD-3の「荒城の月」だけでもこのアルバムの価値がある。
ダブル・ジャケットの見開き
評価 =
A
入手難易度 = C
LOVE
DRIVE/ラブ・ドライブ
(RCA
RVP-6351)
Side A
1. Loving
You Sunday Morning/日曜の愛劇
2. Another Piece Of
Meat/アナザー・ピース・オブ・ミート
3. Always
Somewhere/果てしなきロード
4. Coast To
Coast/コースト・トゥ・コースト
Side B
1.
Can't Get Enough/キャント・ゲット・イナフ
2. Is There Anybody
There?/瞑想のレゲエ
3. Love
Drive/ラブ・ドライブ
4.
Holiday/免罪の日
発売年・・・1979年
72年のデビューから通算7枚目(日本盤では5枚目)にあたる。
リードギターがウルリッヒから、マティアスにチェンジしている。
ジャケがまたまた米で問題となり差し替えられた。
(ちなみにジャスミン所有のものはでかいサソリが一匹
いるだけのシンプルなものである。苦笑)
当時注目されたのはA-2、A-4、B-3の3曲に脱退中の
スター☆彡マイケルが加わって見事なトリプルギターとなっていたことである。
でも、マイケルさんがあまりに有名すぎた為、
マティアス(ヤコブ)の評価はちと淋しかった。(U_U)。。。
マイナーおたくの私のお勧めはA-3、B-4。
いずれも泣きのギターにマイネの演歌調こぶしが冴えわたっている。
エリナー・リグビーのパクリでは?と、瞬間思うB-2はポップで
新生(←当時の。爆)スコピーを感じさせてくれて面白い。
written by
ジャスミン
補足・・・本作はアメリカ進出を意識したポップな作品が目立つことに驚く。
ハード・ロックに無縁と思われるレゲエのリズムを取り入れたA-1、B-2。
しかもA-1はそれをトップにもってくる大胆さでファンを仰天させた。
地道な努力を続けてきた彼等の基本形となったのが本作「LOVE
DRIVE」
であり、後年ようやくアメリカで認められることになるのだ。
評価 =
A
入手難易度 = C
ANIMAL MAGNETISM/電獣〜アニマル・マグネティズム
(RCA
RVP-6458)
Side A
1. Make It
Real/メイク・イット・リアル
2. Don't Make No
Promises/密約の証
3. Hold Me
Tight/ホールド・ミー・タイト
4. Twentieth Century
Man/20世紀ジャングル
5. Lady
Starlight/レディ・スターライト
Side B
1.
Falling In Love/フォーリング・イン・ラヴ
2. Only A
Man/蠍の紋章
3. The
Zoo/ZOO(背徳の街角)
4. Animal
Magnetism/アニマル・マグネティズム
発売年・・・1980年
ウーン
(Θ_Θ;) これだけ見るとなんで発禁になったのか
どうにも解せない。しかし裏ジャケにその答えがある!
(イアラさん、裏もアップしますかぁ?笑)
さて、内容はリフ強化、ストレートな曲調が多く、
世界のチャートを意識したつくりになっている。
で、日本人にはいつものねっとり感が少なく、いまいち
受け入れられなかったかもしれないなぁ・・(苦笑)
ジャスミン的にもワースト3の中に入る。(滝汗)
しかしながらインパクトの強いA-1、今でもライブには
取り上げられているB-3等いい曲もあるので捨てがたし。(爆)
マティアスのギターが馴染んで(?)来たという意味においても
決して「駄作」ではないので・・念のため。(苦笑)
written by
ジャスミン
補足・・・はい、リクエストにお応えして裏ジャケもアップします。(笑)
ふむふむ、犬が男性のナニをペロペロ、カミカミもしくはクンクンしてるように
見えますね〜。(ぉい!) ところが発禁の理由はこれだけじゃないんですねぇ。
本作には実はボツになったオリジナル版が存在し、発売されたものは差し換え
られたものなんですね♪ で、元の写真はどんなものだったかというと
女性の目線が男性のナニに向いているというちょっとHなものなんですね♪
さすがのリアル・タイム世代のジャスミン姉御もご存知なかったようで。
ちなみに私は某◯◯本でこの事実を知りました。(爆)
今回は下品ですんまそん。(汗)
問題アリの裏ジャケ(笑)
評価 =
B
入手難易度 = C
BLACKOUT/蠍魔宮(ブラックアウト)
(RCA
RPL-8107)
Side A
1.
Blackout/ブラックアウト
2. Can't Live Without
You/キャント・リブ・ウィザウト・ユー
3. No One Like
You/官能の夜
4. You Give Me All I
Need/ユー・ギブ・ミー・オール・アイ・ニード
5.
Now!
Side B
1.
Dynamite/ダイナマイト
2.
Arizona/アリゾナ
3. China
White/チャイナ・ホワイト
4. When The Smoke Is Going
Down/静寂の煙
発売年・・・1982年
最高位・・・10位 アメリカ
スコピーが遂に全米で認められた記念すべきアルバム。
本作のレコーレディング直前にマイネが声帯を痛め長期療養した。
まさかいくら声が似ているといっても(ついでに小柄な体系まで、笑)
サバスで忙しかったロニーさんに代役を頼むわけにもいかず(爆)、
この時の本人とメンバーの苦悩は測りしれないものがあったろう。
だからといって上のような「包帯ぐるぐる、目にはフォーク」のジャケに
しなくても良かったと思うのだが・・・(苦笑)
さて、中身は完成度・楽曲においても次作の「LOVE
AT FIRST
STING」と
並んで評価が高い。 A-1、2と元気な(?)曲のあと、シングルHITしたA-3、
そしてメロウな出だしのA-4への繋がりが上手い!(笑)
その後もルドルフのリフは快調、ヤコブ節も炸裂しストレートな流れになっている。
B-3、4ではマイネは完全復活の喉を披露してくれている。
written by
ジャスミン
補足・・・スコピー初のトップ40入りが何といきなりトップ10入りを記録した。
ジャケは死刑囚を思わせるとのことで(確かそんな理由だったと思う)、例によって発禁となる。(笑)
これで3枚目の「IN
TRANCE」から6枚連続で発禁となった。
評価 = A
入手難易度 = C
LOVE
AT FIRST STING/禁断の刺青
(RCA
RPL-8223)
Side A
1. Bad Boys
Running Wild/バッド・ボーイズ・ランニング・ワイルド
2. Rock You Like A
Hurricane/ハリケーン
3. I'm Leaving
You/アイム・リーヴィング・ユー
4. Coming
Home/カミング・ホーム
5. The Same
Thrill/ザ・セイム・スリル
Side B
1. Big
City Nights/ビッグ・シティ・ナイツ
2. As Soon As The Good Times
Roll/グッド・タイムズ・ロール
3.
Crossfire/クロスファイヤー
4. Still Loving
You/スティル・ラヴィング・ユー
発売年・・・1984年
最高位・・・6位 アメリカ
前作が「グロ」ときて、お次は一変して「エロ」になった↑ジャケ。
内容的にも官能的でなかなかイロっぽいと思う。(笑)
前作に比べ若干「押さえ気味」の感はあるのだが(←マイネ節)、
その分、ハーマンのドラムも素晴らしいし、バンドとしての調和が
取れているという意味でも彼らの最高傑作だろう。
事実A-2、4 、B-1、4など、現ツアーには欠かせない曲も多数入っている。
でも、ジャスミンが好きなのはA-4。なにしろヤコブのギターが凄いのである。(笑)
あ、それと泣きの定番のB-4は欠かせません!
ついでにB-3も大好き!(爆爆)
・・・というわけで、文句なしに全曲いいので絶対にお奨め!!!
written by
ジャスミン
補足・・・前作「BLACKOUT」に引き続きアメリカでトップ10入りを果たした
文句なしに彼等の最高傑作である。当時ようやく洋楽を聴き始めた私の友人たちで
さえ本作を気に入っていたぐらいだから、いかにこのアルバムが聴きやすいか分かって
もらえることだろう。しかも友人たちは勝手に「スコーピオンズはハード・ポップだ」
などとほざいていたのである。ハード・ロックだっちゅーに!!
さて本作もまたしてもジャケが官能的だということでめでたく発禁となり、これで3枚目
の「IN
TRANCE」から7枚連続で発禁となったのである。(爆) しかしこのジャケの
ご両人どうみてもハメてるように見えるゾ。(下品でゴメンちゃい・笑)
それからA-5は当時ギター小僧の聖書でもある「ヤング・ギター」誌に楽譜が掲載され、
同誌には5段階の難易度が記されているのだが、同曲はちょっとやそっとではマネできない
最高のランクが付けられていたのである。「おーっ、マティアスもこんなカッチョエー
ギターが弾けるんだぁ・・・」と速弾きがギターの全てだと思ってた小僧は感心するので
あった。
評価
= A
入手難易度 = C
WORLD WIDE LIVE/ワールド・ワイド・ライヴ
(東芝EMI
EMS-67178・79)
Side A
1.
Countdown/カウントダウン
2. Coming
Home/カミング・ホーム
3.
Blackout/ブラックアウト
4. Bad Boys Running
Wild/バッド・ボーイズ・ランニング・ワイルド
5. Loving You Sunday
Morning/日曜の愛劇
6. Make It
Real/メイク・イット・リアル
Side B
1. Big
City Nights/ビッグ・シティ・ナイツ
2. Coast To
Coast/コースト・トゥ・コースト
3.
Holiday/免罪の日
4. Still Loving
You/スティル・ラヴィング・ユー
Side C
1. Rock
You Like A Hurricane/ハリケーン
2. Can't Live Without
You/キャント・リヴ・ウィズアウト・ユー
3. Another Piece Of
Meat/アナザー・ピース・オブ・ミート
4.
Dynamite/ダイナマイト
Side D
1. The
Zoo/ZOO(背徳の街角)
2. No One Like
You/官能の夜
3. Can't Get Enough (Part1)/キャント・ゲット・イナフ
(パート1)
4. Six String
Sting
/シックス・ストリング・スティング
(マティアス・ヤプス・ギター・ソロ)
5. Can't Get Enough
(Part2)/キャント・ゲット・イナフ
(パート2)
発売年・・・1985年
最高位・・・14位 アメリカ
1984年の「LOVE AT FIRST STING TOUR」を収録したライヴ
2枚組アルバム。全盛期のライブだけあってとにかく凄い!!
最初から出るわ出るわの大判振る舞いの有名曲の嵐、
それもハイスピードでノリノリ系がこれでもか!これでもかっ!とどんどん出てくる。
なんだかこっちのほうが酸欠になりそうだ。(苦笑)
泣きのバラードの「HOLIDAY」「STILL LOVING YOU」になると
マイネのいつものサービス(?)で観客が声を揃えて歌っている。(感動)
曲目は全てヤコブ加入後の曲になっており、改めてウリが抜けた後、
彼らがいかに多くの名曲を生み出してきたかが窺い知れる。
「幻の肖像」をやらなくても「カロン」を弾かなくても自分達には
こんなにいい曲があるんだ!そんな叫びが聴こえてきそうだ。
written by ジャスミン
ダブル・ジャケットの見開き、蠍ファンってこんなにいたのか!!(驚)
評価 =
A
入手難易度 = C
SAVAGE AMUSEMENT/サヴェイジ・アミューズメント
(東芝EMI
RP28-5604)
Side A
1. Don't
Stop At The Top/ドント・ストップ・アット・ザ・トップ
2. Rhythm Of
Love/リズム・オブ・ラヴ
3. Passion Rules The
Game/パッション・ルールズ・ザ・ゲイム
4. Media
Overkill/メディア・オーヴァーキル
5. Walking On The
Edge/ウォーキング・オン・ジ・エッヂ
Side B
1.
We Let It Rock...You Let It
Roll
/ウィ・レット・イット・ロック...ユー・レット・イット・ロール
2.
Every Minute Every Day/エヴリ・ミニット・エヴリ・デイ
3. Love On The
Run/ラヴ・オン・ザ・ラン
4. Believe In
Love/ビリーヴ・イン・ラヴ
発売年・・・1988年
最高位・・・5位 アメリカ
日本での蠍人気に影が差した頃(蠍だけでなくメタル全体が沈んで
いたように思うが)、どっこい彼らは東欧圏進出に出かけていた。
ところでこのジャケは発禁になったのだろうか?(爆)
評価の高い「LOVE AT FIRST STING」と
「CRAZY WORLD」に挟まれて、なんとなく肩身が
狭い気がするが・・・ 確かにあまりパっとしない。(-_-;)
おおっ!やっぱ、スコピーじゃん!と思わせてくれたのが
A-1だけで、あとはなんかしょぼい。(毒爆)
音的にクサさは少ないんだけど、今ひとつ響いて来ない。。。
ジャスミンの個人的な評価とは裏腹にこのアルバムもよく売れて、
勢いつけた我らが蠍団は遂にソ連(当時)にまで行ってしまい(苦笑)
14万人も動員したのだ!(= ̄▽ ̄=)V
その後、名曲「WIND
OF
CHANGE」を生み出し、
数々の発禁ジャケや「ヴァージン・キラー」をやっていたのは誰?ってな位、
世界の親善大使(←ちと言い過ぎか?汗)のように爽やかに、
しかし、したたかに活動して行くのである。
マイネの髪が薄くなっても(←おい!汗)あの声がある限り、
ルドルフが元気にカミソリ・リフを引き続ける限り・・・・
頑張れ!私の蠍団! 頑張れ!皆のスコーピオンズ!!
written by
ジャスミン
補足・・・残念ながら本作は発禁になっておりません。(笑)
私も本作は印象が薄くほとんどジャスミンさんと同意見。
ピンク・フロイドに続き全アルバム・レビューご苦労様でした。(感謝)
評価
= C
入手難易度 = C
全補足・・・イアラ
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