RENAISSANCE





Mr. Pine

ヤードバーズ解散後キース・レリフが妹のジェーン・レルフ等らと作った
第一期ルネッサンスのセカンドより。 
ブラックモアズ・ナイトに影響を与えた(と、勝手に思ってる。苦笑)
音作りがそこにある。
ジェーンの声もまたアニーと違った哀愁を帯びた切ない声だ。  <J>


Face of Yesterday

このピアノの音を聴いたとたん懐かしい感傷がよぎる。
後にバンドとしての「イリュージョン」にも若干アレンジを変えて使用している。 
ダニエル・リカーリーも真っ青のジェーンのスキャットは圧巻!   <J>


Illusion (1970)

          


Prologue





ジェーンの脱退を受けオーディションにて歌姫アニー・ハズラム登場!(^o^)丿
ルネッサンスの顔のひとつでもあるジョン・タウトの転がるようなピアノと
アニーの勢いのあるスキャットで第二期ルネッサンスの幕は開けた。   <J>


元ヤードバーズのキース・レルフとジム・マッカーティが結成したルネッサンス。
ところが中心人物だったキース・レルフが二作目で早くもやる気を無くして
バンドは空中分解。
そこで二作目でも作曲等で関わったマイケル・ダンフォードが作曲面を担当し、
演奏メンバーを丸ごと入れ替えた新生ルネッサンスの
最初のアルバムからのアルバム表題曲。
新生ルネッサンスといえばアニー・ハズラムという印象が強いのですが、
このアルバムではまだ奥に引っ込んだ感じもします。
どちらかというとジョン・タウトのピアノが活躍しているシーンが多いのが特徴的です。
元々バンドのコンセプトがクラシカルなピアノの音を取り入れた
ロックであったことからすれば、ジョン・タウトのピアノが目立つのは
当然といえば当然のことかもしれません。
ただ前任者のジョン・ホウクンと比べてもやはりジョン・タウトのほうが
華々しさを感じさせる音なのは確かでしょう。
ショパンの「革命のエチュード」からの翻案であるこの曲も
ジョン・タウトの華麗なピアノ無しには語れません。
他方アニーはスキャットだけなので彼女の魅力はまだ十分には発揮されていません。
むしろジョン・キャンプ、テレンス・サリヴァンのリズム隊とジョン・タウトとの
相性の良さが際立っています。
イントロは「革命のエチュード」そのまんまですが、
リズム隊が入るとスピード感溢れるロックとなってしまうのが素晴しい。
ギターのロブ・ヘンドリーの存在感が哀しいくらい薄いのもまた印象的。

                               (2012/3/25) <tokoro>


Kiev

ロシアへの郷愁を感じさせる哀メロ中の哀メロ。
その後長期間取り上げられない男性リード・ボーカルが
これまた悲しい。(苦笑)    <J>


       Prologue (1972)

         


Can You Understand




ロイヤルアルバートホールのライブで、オーケストラに続いて
この曲のイントロのピアノが流れた瞬間、トリコです(^。^)。
メロディがやっぱス晴らしですね、
この頃のルネッサンスは。   <AKIO>

プログレッシブ・ロック史に残る名盤『ASHES ARE BURNING(燃ゆる灰)』の中でも
ハイライトとも言える曲。
アレンジが素晴らしくドラマティックな展開で、その中を、
アニー・ハズラム(Vocal)の名唱が冴える。
YouTube で、この曲のライブヴァージョンを見つけた時は狂喜乱舞したね。
アニー・ハズラムのヴォーカルが原曲でのオーケストラレーションを見事にカヴァーしてる。
そして、キメのピアノもばっちりライブで再現している。いやぁ、素晴らしい。
                               (2009/3/1) <KOSS>

前作がまだキース・レルフ時代のルネッサンスを引きずっている様な
風変わりなロック調の曲("Rajah Khan"など)を収めていたのに対し、
トラッド・フォーク風の作品でまとめ上げたアルバム「燃ゆる灰」。
個人的にはアニー・ハズラムの本当の魅力が発揮されているのは
このアルバムからと考えています。
どの曲も名曲だとは思いますが、哀メロという観点からすれば
まずはアルバム冒頭に置かれたこの曲から。
銅鑼が鳴り響く衝撃のイントロから煌くようなジョン・タウトのピアノソロ。
そこに乗っかっていくベースとドラムによる絶妙なアンサンブルで
一気に惹き込まれます。
コーラスの後のアコースティックギターとピアノの夢見るようなメロディに乗せて
アニーの歌声が流れます。
やや老け顔な容姿とは裏腹に少女のような歌声を聞かせることもあれば、
低音を響かせたりと魅力全開です。
ヴォーカルパート以外も凝った展開で実にドラマティックな名曲です。
                               (2012/3/25) <tokoro>


Carpet of the Sun

ヤードバーズがレッド・ツェッペリンになったのは有名な話だが、
もうひとつの系統にこのルネッサンスがあったことも大きな事実。
こちらはヤードバーズの別の顔が進化した形だろうか。
このルネッサンスは、2代目に当たるらしく、
もともとのルネッサンスから名前だけ受け継いだものだったが、
ともあれこの曲が出た頃が黄金期であった様だ。

本当に爽やかな曲で、哀メロに挙げるには
最初抵抗があったが、聴き込むうちにこの曲の爽やかさに
「秋」という季節を感じ、それがまたなんとなく「晩秋」のイメージに
繋がるので、敢えて挙げてみた。
遠い思い出を、随分時間が立った頃ふと思い起こす様な
気にさせてくれる感傷性があると思う。 
とてもいい曲だ。      <weo>


At The Harbour

切ない節まわし(?)がやるせないたいへん美しい曲。
有名曲にはさまれてしまったってところも悲しい。(苦笑)    <J>


Ashes Are Burning




フォーク・トラッド色が一番濃いように思われる
このアルバム(邦題・燃ゆる灰)のタイトル曲にして
コンサートでは欠かせない超大作。必聴!!    <J>   

このアルバムにあってやはり外せないのがこの曲。
ライヴなどでは20分以上に亘って演奏されるほどの
ルネッサンスにとっての代表曲となっています。
アルバム全般的にフォークとクラシックを融合させた曲で構成されていて、
ジャスミンさんの言うとおりこの曲は特にトラッドフォーク色の強い作品です。
アルバムの冒頭に置かれた"Can You Understand"とは好対照をなす曲で、
刻々と変わりゆく疾走感溢れるメロディと伸びやかだけれども
どこか抑え気味なアニーの歌声が印象的。
もちろんジョン・タウトのピアノがサウンドの核とはなっているけれども、
意外とよく目立つベースラインにも注目。
ラストはゲスト参加したウィッシュボーン・アッシュのアンディ・パウエルによる
哀愁のギター。
このパートが無くても必ずしも曲が成り立たないという訳ではないものの、
このギターがあるからこそこのアルバム全体が深い余韻を残すものと
なっているのでしょう。

                               (2012/4/2) <tokoro>

Ashes Are Burning (1973)
King Biscuit Flower Hour (1997)

    


Black Flame

クラシックとロックとフォークを融合した悲しくも美しいルネッサンスサウンド。
生ギターをバックにアニー・ハズラムが切々と歌い上げる。  <J>   


Mother Russia

オーケストラが加わったルネッサンスらしい壮大なサウンド。    <J>


Turn Of The Card (1974)


Trip To The Fair




新ルネッサンスとなってから四作目のアルバム
"Scheherazade And Other Stories"から。
アルバムの約半分を占める"Song of Scheherazade"の存在によって
有名なアルバムとなっていますが、
個人的にはやや技巧的に過ぎるアルバムのような気がします。
"Ashes Are Burning"あたりのほうがアルバムとしてのまとまり具合・統一感は
上だったのではないかと思います。
とはいえ、前半3曲はそれぞれ個性の強い曲が並んでいます。
その中でアルバム冒頭に置かれたこの曲はジョン・タウトのテクニックを生かした、
クラシックの技巧を強調した作品となっています。
イントロからしばらく続くピアノソロはその最たるものと言えるでしょう。
その分歌メロも徐々に盛り上がりを見せていきますが、
若干窮屈な感じがするのも否めません。

                            (2012/4/2) <tokoro>


The Vultures Fly High




意外にも本アルバムにおいて最も好きな曲。
短い曲ではありますが、疾走するメロディ、
そして何よりテンポの速さに負けじと歌い上げるアニーのヴォーカルが心地良い。
ルネッサンスとしては珍しくロック調の作品といえますが、
これがなかなかさまになっているんですよね
 
                            (2012/4/2) <tokoro>

私の場合、その次のオーシャン・ジプシーが好き過ぎて(苦笑)、
この曲の存在が薄かった。
最近になってDVD等で選曲されてるのを聴いて、その哀メロ&疾走感に
気づいたという・・・短い曲なんだけどドラマティック感満載!

                             (2014/5/11) <J>


Ocean Gypsy

もう20年以上も前だが、初めてこの曲を聴いたときの衝撃が忘れられない。
あまりにも美しすぎて鳥肌がたったほどだ。(←野口ゴローじゃないよ〜〜苦笑)
私はルネッサンスの中ではこれが一番好き。    <J>

なんつ〜か・・・今は困難な状況だけど、私は負けないわ!
明日も険しい山が続くかもしれないけど、逃げたりなんかしない!
どんな事があっても、自分で道を切り開いていくわ!
自分の手で希望を掴んでいくのよ〜〜!
・・・・・って、かなり勝手に歌詞を想像して聴き入っております。
       (何十回も(^┰^;)ゞ    <スラバ>


Scheherazade And Other Stories (1975)


Song of Scheherazade

30分近い長編曲ですが、アレンジ、メロディが素晴らしく、
まるで長さを感じません。
カーネギーのライブではこの曲と「燃ゆる灰」を続けて演奏してます。
最近この2曲をしょっちゅう聴いてます(^^ゞ
何度聴いても飽きません。
一度、ライブでみたいです(^^ゞ  <AKIO>


Live at Carnegie Hall (1977)


The Sisters

ごてごて(爆)の哀メロ。 マイケル・ダンフォードのアコギに
オーケストラサウンドとアニーの声が重なり
どうしようもなく切なくなってしまう。    <J>


Novella (1977)

            


Opening Out

邦題「めざめ」。臨場感あふれる秀曲。
あまりにもドラマティックで泣けてくる。    <J>


A Song For All Seasons (1978)


Jekyll and Hyde

賛否両論・・・というか、問題作ともいえた前作「四季」の流れを組む、
POP色溢れた「Azure d’Or」。 
当然のことながら、私は苦手だ。(汗)
やっぱりルネッサンスは哀愁帯びた超ドラマティックじゃないと!(爆) 
ただこの曲は1曲目であり、暖かさと期待感
(すぐに裏切られるのだけれど。苦笑)、
そして疾走哀メロを「予感」させてくれたってことでは、
個人的に哀メロにも聴こえたりもする。(笑)      <J>


Azure d’Or (1979)

         


Flight




「Azure d’Or」「Camera Camera」でPOPになりすぎて(苦笑)
往年のファンが(もしかしたら)買わずにいたかもしれない「Time-Line」にも
こんな珠玉の哀メロが収録されていたのだった!
変拍子満載、大袈裟(笑)でドラマティックなイントロに続いての
アニーのスキャットは涙もん。(T-T)
ジョン・タウトのピアノが聴けないのは残念だが、当時のメンバーで
試行錯誤しながらも、ルネッサンスらしさを残した作品といえよう。
                                   (2009/5/13) <J>


Time-Line (1983)


Whisper From Marseilles

アニーハスラムがルネッサンス名義でだした
実質的に5年ぶり(当時)のソロアルバム
ルネッサンスらしい壮厳なアレンジもドラマティックな展開もここにはない。
しかし、しかしである。
そんなことはどうでもよくなるほど、アニーの天使の歌声は
神々しいばかりの輝きを放っている
その美声は、それだけで「曲」なのである
トニーヴィスコンティのピアノに導かれ始まるこの曲も
シンプルながら名プロデューサー、トニーの素晴らしいアレンジと
相まってこのアルバム随一の哀愁をかもし出している
それもアニーの透き通るような歌声があってこそ
惚れ惚れします、マジで(T▽T)  <Akio/M>



Blessing In Disguise (1994)
Annie Haslam's Renaissance


Pearls Of Wisdom

17年ぶりに再結成され、往年のファンを感激させた「トスカーナ」からの1曲。
四季以降、ポップス路線に入り、私の好物の哀メロは
ガクンと少なくなったが、この曲は哀愁帯びていて素晴らしい。 
なんといってもバンド休止中でも精力的にソロ活動をし、
乳がんをも克服したアニーのバイタリティーと
50歳を過ぎてもなお、少女のような透き通った声には感動させられる。  <J> 


 

Toscany (2000)

         


The Mystic And The Muse




トスカーナから10年…アニーとマイケル・ダンフォードが書き上げた新作。
悲願であったルネッサンスのライブでこの曲を初めて聴いたときは
正直驚いた。結成40周年ということで、これまで嫌になるくらい(汗)
過去の名曲を演奏してきた彼らが本気でプレイしているのだ。
気合い、ハンパない。(笑)
しかもアニーの声が他の曲よりもよく出ていたように感じた。
曲調も大袈裟で変拍子満載、ああ、やっぱルネッサンスはプログレバンドだったのだと
初めて聴く曲なのに胸がアツクなったものだった。

まさか、その2年後にダンフォードが急死。
ライブでもテキトーな(爆)アニーにセットリストを教えたり
「また来年も来るよ!」と元気にMCしていたのに…(涙)

ダンフォード追悼盤が翌年発表され、もちろんこの曲も収録されているが、
まだ届かないので(汗)、来日時に買ったEP盤の画像載せておきます。

あと、映像は後任ギタリスト、元Fireballetのリーチー・シャランダが映っている
最新のライブ映像だ。
なんとしてでもルネッサンスの活動を続けたいとするダンフォードの遺志を継ぎ
アニーが頑張ってる姿が涙ぐましくも嬉しい。
彼女が生き続ける限りルネッサンスは不滅だ。

                             (2014/5/13) <J>


The Mystic And The Muse (2010)



                   


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