MATCHING MOLE





O Caroline




Matching MoleといえばSoft Machineを脱退したRobert Wyattが作ったバンド。
そのデビュー作である本作は初期のソフトマシーンのような
アバンギャルドな作風でありながら、Hatfield and the Northに加入前の
Phil Millerが居た影響かハットフィールズ風の音作りがなされています。

アルバム1曲目に収録されたこの「オー・キャロライン」は
元CaravanのDavid Sinclairが作った曲。
デイヴ・シンクレアといえば”For Richard”や”Nine Feet Undergroud”といった
哀メロを作った人物であり、本作も胸キュン(表現が古いな・・・)の
哀メロラヴソングとなっています。
イントロはピアノにメロトロンのフルートが乗っかるのですが、これが美しくて哀切。
メロトロンなんて単なるテープの再生音なのになんでこんなに心に響く音なんでしょうか。
私はあまり好きではない「天使のような歌声」と言われる
ワイアットの独特のかすれた歌声も、この曲にはよく合っています。
                               (2008/6/5)  <ところ>


Matching Mole (1972)


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