Protection
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90年代ってこの手のデジタル・ロックが流行っていたなあって イメージがあります。 最近はプログレと同じで意味不明ということでデジタル・ロックって 言わないようなのですが、ジャンルに拘りのない人間には デジタル・ロックでも十分なんじゃないかと思っています。 Everything But The GirlのTracey Thornをヴォーカルに迎えたこの曲は、 日本でマッシヴ・アタックがブレイクする切欠となりました。 まあ、この曲の魅力の7割方はトレイシーのヴォーカルで 占めているといった感じがします。 Everything But The Girlのアルバム"Eden"にやられた人間としては、 彼女の低音が効きながらも柔らかな雰囲気を醸し出す歌声はたまりません。 勿論マッシヴ・アタックらしいドラムンベースとアンビエントなメロディは EBTGにはないものです。 ちょっとダークな感じはこのアルバム共通の特徴でもあります。 アルバム冒頭に置かれているのでこういった曲ばかりだと思っていると 裏切られてしまうのですが…。 シュールなPVは傑作です。 (2009/12/3) <ところ> |
Protection (1994) |
Teardrop
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ロック色がグッと強くなったと言われる3作目から。 アルバムはイギリスで一位にもなりました。 ヴォーカルはElizabeth Fraserで、かつてはCocteau Twins (リアルタイムでは聴いた事がないのですがファンにとっては 懐かしい名なのでしょうか)というグループで活動していました。 ピーター・ガブリエルのアルバム"OVO"にも参加したことがあります。 トレイシー・ソーンと異なり透き通った高音域の歌声が魅力です。 曲調は"Protection"とは大分異なるのですが テンポはよく似ていてダークなのに穏やかな雰囲気も漂います。 シンプルな曲なのにスケールが大きく感じるのは、 アレンジが上手いってことなんでしょうね。 (2009/12/5) <ところ> |
Mezzanine (1998) |
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