LAURA NYRO




Wedding Bell Blues

ローラ・ニーロは暗い、というイメージをお持ちの方は
たくさんいらっしゃると思います。
確かに、男女間の愛から人生、社会、子供、平和、と
様々な、物によっては重いテーマを曲に託し
心の内を全て絞り出すかのように、
時には激しく、時には優しく歌っていたデビュー直後の彼女は
華やかなポップスターとは一線を画す存在でした。
誰もが親しめる音楽では、決してありません。
でも、そんな彼女にも、この「ウェディング・ベル・ブルース」のように、
明るくウキウキしてくるような曲があるのです。
この曲、フィフス・ディメンションがカバーして
全米bPになった事でも知られていますが、
ローラ自身のバージョンはシンプルで楽しくて、
ボーイフレンドにプロポーズする歌なんですけど、
彼氏の前で「お願い」って手を合わせる情景が目に浮かぶような、
それは楽しくて可愛らしくて、
そして切ないラブソングなんです。   <MFCオーナー>


More Than a New Discovery
 1966年


Sweet Blindness 

たとえ楽器がなくとも、全然違和感がないだろうな。。。
ローラが作り上げる歌の世界はその果てしない表現力だと思う。
息つくことなくたたみかけるメロディーの応酬にはただただ感動〜 <J>


Eli and the Thirteenth Confession
1968年  


To a child...

80年代唯一のスタジオ・アルバム「マザーズ・スピリチュアル」の
オープニングを飾るナンバー。
その後ライヴでは定番の曲になり、遺作となった93年のスタジオ盤
「犬の散歩はお願いね、部屋の明かりはつけておいて」にも再録された。
でも僕はこの最初のヴァージョンが一番好き。
穏やかなピアノに乗せて、伸びやかなヴォーカルは生まれてきた子供へ
熱い眼差しを向け、うわべだけの虚構に満ちた社会に釘を刺す。
公園で遊ぶ子供に、彼女は世界の真実を見ていたのだ。
改めてこの偉大な才能の早世が惜しまれる。 <fxhud402>


Mother's Spiritual 1984年


Angel in the Dark
 

ご存知の通り、ローラは1997年に卵巣癌の為
亡くなってしまうのですが、生前録音していた音源が
2001年になって発表されました。
そのアルバムのタイトル曲がこの「Angel In The Dark」。
おこそかで、静かで、闇の中から光が射してくるような
そんな希望と慈愛に満ちた名曲です。
若い頃のように感情をむき出しにして歌うのではなく、
あくまでもその歌声は優しく、心に滲み入ってくるようです。
地球、動物、人間、全てを優しく見つめる眼差しは
母となった事でローラがたどりついた境地だったのでしょう。
この曲もそんなじわっとくる優しさが感動的。
言葉もなく聴き入ってしまいます。
ローラはもうこの世にいないけど、彼女の歌を出来るだけたくさんの人に
聴いて欲しい、とこの曲を聴く度に思うのです。 <MFCオーナー>


Angel in the Dark 2001年



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