JOHN COLTRANE



ジョン・コルトレーン

ジョン・コルトレーンは1926年、アメリカのノースカロライナで生まれました。
彼は49年のデイジー・ガレスビー楽団に入り、55年にはマイルス・デイビスの
クインテットに抜擢され脚光を浴びることになります。しかし麻薬に溺れたことが
原因でクビになりました。そんな彼を拾ったのがセロニアス・モンクでした。
そして60年「ジャイアント・ステップ」、64年には「至上の愛」を発表、
独自のフリー・ジャズ・スタイルを確立するも67年肝臓ガンにて他界。
死ぬまで己の力を過信することなく、誰よりも練習を欠かさなかったそうです。
遅咲きにしてあまりにも早く逝ってしまった彼の功績はその後の
ジャズ・シーンのみならず、多くのミュージシャン達に影響を与えました。



My Favorite Things

ズバリ、私のお気に入りです。(そのままやんけ!)いろいろな録音がありますが、
やはりオリジナル(アルバム『My Favorite Things』に収録)が一番好きです。
コルトレーンはソプラノ・サックス練習中だし、
マッコイ・タイナーはいつも下手だし……
問題点を挙げればきりがないのですが、
細かい理屈抜きに名演です。    <kirkland>

もう20年も前だけど(滝汗)、NHK−FMで「タモリのジャズ特選」ってのを
不定期でやってました。 
その時に必ずバックで流れていたのがこの曲。
今回はどんな曲がかかるのかと、
ドキドキしながら聴いていたのが懐かしいです。  <J>


Summertime

サマータイム・フェチな(爆)私。。。(^▽^;)
短いながらも素晴らしいメロディーで出来てるこの曲は
誰が演奏しても聴き入ってしまいますが、コルトレーン、
ピアノ、ベース、ドラム、そしてエンディングに
再び彼の「べったりした音(爆)」の入りが好きですねー。   <J>


  

My Favorite Things [Atlantic]  1961年


Greensleeves

これも名曲「グリーン・スリーブス」。 
小難しい顔をしなくても素直に入っていける世界だ。
いや、でもやはり凄い。(滝汗)
バックも凄いがコルトレーンの音はまた別格だ。
ちなみにこのレコードが発表されたのが
ちょうど私の生まれた年でもある。<自爆
この演奏は今聴いても古くない。 
だから私も古くない。(爆)
まだまだ頑張れるぞ!・・・そんな気にさせてくれます。  <J>
    


Africa/Brass 1961年


Peace On Earth

晩年に実現した最初にして最後の来日公演から。
この頃のコルトレーンは、自身の奏でるメロディーが高速化し、
従来のスウィングのリズム、モード奏法の領域に入りきらなくなっていた。
よって、その方向性はフリー(ジャズ)となっていった。
そして、リズムやメロディーのしがらみがとりはらわれたことにより、
コルトレーンの感情も激しく、時には悲しく、
ダイレクトに伝わってくるものとなった。
メンバーも黄金カルテットと呼ばれた、ジミーギャリソン(b)、
マッコイ・タイナー(p)、エルビン・ジョーンズ(ds)はバンドを脱退し、
フリーな音楽を演奏することができるアリス・コルトレーン(P)、
ファラオ・サンダース(ts,as,per)、ラシッド・アリ(ds)が加入した。
ちなみに、ジミーギャリソンは残留した。このメンバーチェンジにより、
新進気鋭のフリージャズ集団が出来上がったのである。

この曲は、ゆったりとしたテンポで演奏される。
川の流れのような澄み切った音楽だ。
「私は聖者になりたい」と生前述べていたように、
地球上全ての生命に対しての「祈り」が捧げられている。
コルトレーンのサックスは、まるで泣いているようです(TロT)ブギギギー♪ <タケ21>


Leo

2時間半のステージで演奏した曲は、わずか3曲。 
1曲が長いのです。
それぞれ30分〜1時間もあります。 
しかし、内容も激辛です。
この曲は、厚生年金会館でのステージの最後の曲ですが、
まさに最高の名演といえます。
口から垂れるよだれも気にせず、上下する1つのフレーズを
激しく吹き続けるトレーンとファラオ。
中間部には、ドラムソロも用意されており、
ひたすらパルスを刻むラシッドのドラムは、鳥肌ものです!
最後に、トレーンとファラオのフリー合戦が続き、
一気に燃焼します。       <タケ21>


Live In Japan 1966年


Ogunde

親友ババトゥンデ・オラトゥンジの設立したアフリカ文化センター。
その設立記念のためのコンサートを収めたアルバムから。
死の数ヶ月前のライブである。 
ガンを身体がむしばみ、自分の身体を自ら
コントロールできないまでになっていたコルトレーン。
しかし、最後の力を振り絞り、こん身の演奏を繰り広げます。
この曲は、「エクスプレッション」という最後のスタジオ盤にも収められていますが、
こちらの方は演奏時間も長く、鬼気せまるものがあります。
ジャズに全てを注いだコルトレーン。
彼が訴えたメッセージは、サックスを通し私たちに伝えてくれます。
また、常人には到達しえない領域に達しているコルトレーンの演奏は、
言葉では言い表せません!   <タケ21>


The Olatunji Concert:
The Last Live Recording

        2001年



                   

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