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星の流れに/菊池章子    by ゆーじ


1947年 歌詞

  先ごろ亡くなられた菊池章子さんの戦後間もない時代の昭和歌謡の名曲

 ♪こんな〜女に誰がした〜  ・・・なんとも切ない歌詞です。  
 今、こんなことばかり言ってたら 「自業自得だ!」「なんて自己チューなんだ?」等と、
 世間一般からは嫌われますよね、こんな女。(苦笑)
 しかし、戦後の混乱期において、そう思わなければ生きていけなかった女の哀しさ、
 そして、それでも生きようとする強さをソウルフルに淡々と歌った
 彼女の歌声は人々の心を打ち、昭和史に残る名曲となったのでした。
 
 菊池章子さんは2002年4月7日、心不全のため78歳でこの世を去りました。
 ご冥福をお祈りします。


公園の手品師/フランク永井   by fxhud402


フランク永井大全集 

 仮面の下では常に泣いているという例え通り、
 「ピエロ」という言葉は強烈に悲しさのツボを突いてくる。
 子供の頃にポンキッキか何かで、無くしたトランペットを
 一人で探しに行ったピエロの歌を聴かされている身としてはなおさらだ。
 ピエロはサーカスの華やかなスポットライトの下でしか、ピエロでは居られない。
 生きていけないのである。
 にも拘らず公園に年老いたピエロが一人、
 ぽつねんと取り残されて手品を見せているという画(え)はどうだ。
 そのあまりにはかない主題への思いは、「有楽町で逢いましょう」とかで
 フェロモンを振り撒いているフランク永井の居住まいを正しての
 朗々とした歌いっぷりに表現されて余すところがない。
 そして、そんな世界観に普遍性が伴っていた時代そのものが、
 今となっては触れることも叶わないファンタジーなのだ。


また一人/九重佑三子    by ひろりん


伊集院光選曲 おバ歌謡
 ギルバート・オサリヴァンの「アローン・アゲイン」に
 なかにし礼さんが歌詞をつけて、コメットさんが歌う71年の迷作。
 原曲のメロディのよさに、アンニュイな哀愁を帯びた歌声が無理矢理くっつけられて、
 原曲の素朴な感じが、寂れたバーで一人たたずむ中年女というような
 退廃的かつ演歌な世界に仕上がっている。
 若い女が失恋するのとは桁違いの人生をかけた哀愁を感じさせる。
 九重さん、当時まだ25歳、この疲れきった色香は現代ではお目にかかれません。
 でもいちばん素晴らしいのが、なかにし礼氏の手がけた歌詞だろう。

 「私としたことが あなたに棄てられて
  生きてることが 虚しくなっちゃって
  高いビルの屋上から身を投げて死のうかと思いつめていたら
  よせ!と言って声をかけてきた優しい男と恋をしたが
  つまらなくて 今日からまた 私は一人」

  これが1番。
 2番、3番も、ほぼ同様に、男に棄てられて傷心で旅に出たり
 踊り狂ったりしながら素敵な男性と出会って恋におちるんだけど、
 「つまらなくて」やっぱり一人になるという展開。
 感情移入さえも拒絶する、独特の世界と刹那的な一人の女の描写は、
 「哀」以外の何物でもない。


別れの朝/ペドロ&カプリシャス    by ジャスミン


1971年 歌詞

 多分邦楽のシングル盤で一番繰り返し聴いたのがこの曲だと思います。
 楽曲・歌詞、全てにおいて当時小学生だった私はこの曲に魅せられていたのでした。
 そろそろ恋にも目覚める時期ではありましたが、私の場合、架空の彼氏とのデートを
 夢見ることはなく、「( ̄~ ̄;) ウーン こういう別れ方をしたいものだ・・・」と
 付き合う過程を飛び越えて別れのシーンに憧れるという、ませガキというか・・(苦笑)
 今考えたら私の性格の歪みなるものはこの頃から形成されていたのでしょうね。 
 ハッピー・ソングなるものはすでに拒絶してました。(-_-;)
 楽曲はドイツのウドさんという人の持ち歌をカバーしたらしいのですが、
 その曲にピタリとはまる訳詞をつけたなかにし礼、そしてもう一人、
 日本人ではこの人の声質以上に好きなボーカリストは未だ現れておりません! 
 前野曜子・・・なんでもステージをすっぽかしてばっかりだったという理由で
 クビになってしまいました。(苦笑) 
 後任の高橋真梨子が「ジョニィへの伝言」をHITさせても、ちっとも嬉しくなく、
 いつか彼女が戻ってきてくれることをひたすら願っていた
 少女時代のJでありました・・・・とさ。(爆)


バス通り/甲斐バンド by とも@音楽


らいむらいと 1976年
 
 数々の激しい名曲を持った甲斐バンドですが、
 デビュー曲のこれはもろに「フォークソング」
 いかにも「デビューしたばかりでなんか右も左もわからない感」も
 感じられるのですが、これはこれで良い曲。
 中学の卒業シーズンに初めてこの曲を聴いたこともあって
 (実際のリリースはもっと昔)切ない思い出が蘇る一曲。
 私自身はバス通学ではなかったのですが、
 春先のまだ寒い朝の澄んだ空気を思い出します。


はつかり5号/BUZZ by ジャスミン


君を迎えに来たよ
1976年  歌詞
 唐突な出足といい、全編流れる哀愁感といい、BUZZの楽曲の中でも特に優れたメロ&サウンド。

 が!! いかんせん、歌詞がひどすぎる。(^^;)
 恋人を待たせたままトンズラしておいて、2コーラス目に「迎えに来て欲しい」と手紙を書くのだ。
 まだ1題目も終わっていないのに、だ。|||(-_-;)||||||

 もっと驚くのが、そんなダメ男をひと駅前から乗り込んで迎えた彼女。
 そのまなざしがすべてを語っていると軟弱男は勘違いしておるが
 「この馬鹿野郎!」←とケリのひとつも入れに来たのだと私は信じたい。 

 なにが哀しいって、そんなバカップルの曲に(T-T) ウルウルしていたかつての自分。(-_-#)


見つめられ、抱きしめられた、その時.../近田春夫&ハルヲフォンby たきぴ〜


Come On,Let's Go
1976年

洋楽(特にレディー・ソウル系)が好きだけど、

近田春夫&ハルヲフォンのこのナンバーが、

マイナーだからよけいに宝物みたいに思えます。 


傷心/大友裕子   by ジャスミン

1978年  歌詞

 この方の名前を知ってる人は少ないかもしれませんね。
 葛城ユキ、内藤やす子をも上回る超ド級のハスキーボイス。
 そして歌詞・楽曲の暗さ、陰湿さ、凄まじさはかなりのモンでした。
 (あんたを殺してあたしも死んでやる〜〜みたいな。(^_^;))
 
 この曲、ようは失恋の歌なんですけど、救いようがないどん底気分が味わえます。
 これぐらいの気分になれないと本物の恋をしたとは言えないかもしれませんねぇ。
 でも、心中とか死ぬとか、やっぱり歌詞では使うものではありませんな。(きっぱり)


さらば相棒/ARB   by いまち

RED BOX ARB LIVE
(1980−1990)
 
 ARBはビート系のシンプルでストレートで元気な音なんだけど
 (白浜久時代はカラフルな音になったけど)
 バラードも男気溢れるバラードでいいんだなこれが。
 恋だ愛だ失恋だとかばっかり歌うのがバラードではないんだぞと
 声を大にして叫びたい。
 この曲を聞いた宇崎竜童はピンときて映画のシナリオを書いた。
 タイトルは、さらば相棒。
 しかーし、なんでピンク映画なのよ。
 しかもストーリーが全然面白くないのだ(み、見てるんかい!
 い、いや、あのー、一応は凌さん出演作品は押さえとかねば←言い訳、爆)


12号室/シオン   by fxhud402

夜しか泳げない 1990年 
 この曲についてあれこれコメントは付けたくない。
 シオンって人そのものも、この曲だけでイメージが限定されてしまう人ではないし...。
 しかし、この曲は特別である。
 自身が子供のころ実際に受けたけして幸福とは言えない体験が
 (確証はない。が、そうでなければ書けない詞だ)かくも美しい昇華を遂げたことに、
 音楽の、芸術の持つ力の素晴らしさを感じずにはいられない。

 ただひとつ残念なのは、今までこの曲をテレビやラジオを通して聴いたことがない、
 そして今後も聴くことはないだろう...ということである。
 恐らく、「そこは動物園だった/みんな変な形をしてた」というくだりが
 いろんな面で問題や誤解を生む...ということなのだろう。
 しかしこれは屈折した悪意ではなく、赤裸々な告白だ。
 そういう現場にいる人はもちろん、何がしかの、
 それこそ悪意ともいえる思惑を抱いている人でなければ、
 その真意を肌で感じることができるはず。
 脇目も振らぬ赤心の歌は、聴く人の心も裸にするのである。
 もう何も言いたくない。
 ただただ聴いてもらいたい。


お祭りさわぎ/ニック・ニューサー      by fxhud402

スペシャルアルバム2923
2000年
 本当に好きなものや気に入っているものは、それについて語れば語るほど
 その言葉が陳腐になっていってしまうような気がして、何も語れない...なんてことがよくある。
 「好き過ぎて書けない」のである。この曲もそのいい例だ。

 「お祭りさわぎ」は、完璧である。
 世界の中でも日本だけ、日本の中でも彼らだけという孤高のバンドの完成形がここにある。
 もはや本人以外にはここに何も足せないし、何も引けない。
 詞と音楽が作り出す世界にただただひれ伏すのみ。
 CD「スペシャルアルバム2923」のために録音された最新バージョンは
 アルバム内の箸休め的なポジションからか、軽めのラテン・アレンジ。
 だが、それだけの事である。
 僕にとってそこは、たまに顔を見せずにはいられない「実家」だ。
 そしてまた、あのフレーズがやって来る...。

 「でもあんたいい人ね、いい人過ぎるわ...」


色彩のブルース/EGO-WRAPPIN'   by ジャスミン

2000年  VIDEO

 その場の空気さえ、レトロに変えてしまう曲の凄味。

 


Try to hold on/EARTHSHAKER   by Akio/M


Birthday 2001年

誰も気付いてないようですが(苦笑)りっぱに再結成し、現役です。

一昨年に傑作「BIRTHDAY」を出してます。

全編情感溢れるな歌に、ギターが泣くシェイカー節炸裂です。

石原慎一郎やっと復活!コノ曲もじつにらしい。

贔屓目でもなく西田昌史は今でも日本No.1のロックヴォーカリストの一人だと思います。


淋しい果実/Cheuni(チェウニ)   by fxhud402


シルエット 2001年

えー、これは歌謡曲です。テレサ・テン直系の...。

でもでも、ジョン・ウェットンあたりが歌ってもまるで違和感がない

(って、ますます歌謡曲じゃん)美メロなのです。

騙されたと思って聴いてみてください...。



This Is Your Life / Aika(大野愛果)   by 木戸涼


Shadows of Dreams 2002年
 元々は倉木麻衣さんの3rd Single "Secret of my heart"のC/Wとして
 収録された楽曲で(2000年4月26日リリース)、
 アルバム"Shadows of Dreams"で大野さんがセルフ・カヴァーしました。
 Mai-Kヴァージョンも良いのですが打ち込みが強すぎるのが若干減点材料。
 一方で、よりアコースティック、より重層的なコーラスが美しい
 大野さんヴァージョンは圧倒的に美しくも儚い。


想い人へ/SIXRIDE      by Akio/M

TICKET TO RIDE 
2003年
 
 詳しい解説はオフィシャルHPの方に下山兄貴が書かれてるのでそちらを。
 イイ歌詞はいろんな捉え方ができるもんです。
 自分自身に置き換えて感じられる歌詞はそんなにに多くありませんね。

    心に生き続けるあなたの
    温もりを思い出しながら
    思い出にそっと添い寝して

    叶うなら花になっていて
    花折りを口実に
    あなたに逢いに行くから

 聴きようによってはクサイ歌詞ですが、
 これが素直に聴けるのはVoの伝える力だとおもいます。
 歌心というものだと。


蒼い刻(とき)/SIXRIDE      by Akio/M

SIXRIDE 2004年
 
 既にライブでプレイされていたこの曲
 大事なモノを守る時の覚悟と歌った(by アニキ)
 下山武徳節炸裂の慟哭のバラード
 もう、哀し過ぎるメロディを感情込めまくって慟哭する
 絶品のVoには改めて脱帽
 極めてドメスティックな音楽性ながら
 やはり、彼のVoがSIXRIDEはHMである!と主張してると
 感じるのは強引だろうか
 僕が国内のHMバンドで歌心を感じるのは
 アニキとアースシェイカーだけだ
 やっぱり、アニキは凄い人だ
 歌に、下山武徳という人間が出てます


NO REASON/DOUBLE DEALER      by Akio/M


Fate&Destiny 2005年
 
 4年ぶりに復活した日本で数少ない正統派HMバンド
 下山武徳(Vo)と島紀史(G)という表現力と圧倒的な
 技量を兼ね備えた2人が真正面からHMに取り組んだバンドである
 この曲は、3枚目からのリーダートラック
 キャッチーさとHMらしいドラマティックさ、そして迫力を併せ持った
 近年では稀に見る素晴しい楽曲である
 この曲のかっこよさだけでも、この2人の組む意味がはっきりわかる。
 やはり下山武徳という男は尋常ではない。
 人生かけて音楽をHMをやっている。
 このシャウト、歌を聞けばそれがはっきりわかる。
 聞かず嫌いは損!
 メタル好きなら外せない、Jーメタルの希望ちうか、一縷の望み。。(゜-゜)



ジャスミンが選ぶ哀メロティックな邦盤10枚→MUSIC FIELD IN CHIGASAKI みんなの名盤


今後も続々更新予定・・・ってことはありません!(爆) 

もしかしたら更新するかも・・?(しないかも・・(-_-;)) 
ふと日本の歌が恋しくなった時だけそっとROMしてくだされ〜(滝汗)



vol 2

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