発車のベルに背中を押され はつかり5号に乗り込みました
今頃君はいつもの駅で 約束どおり待っていますか
プラットホームのあのひび割れが 心の中に広がります

幸せにする自信がなくて 君から離れた旅の宿
駅まで迎えに来ていて欲しいと いつか手紙を書いていました
雪解け水の流れの音に 季節外れのコタツがひとつ

なににたとえたら 流れる景色の色を
なににたとえたら 僕の心のこの色を


上り列車のレールの音が はやる気持ちを刻んでいます
終着駅を間近にひかえ ひと駅前から乗って来た君
僕を見つけたそのまなざしが すべてをすべてを語っています

なににたとえたら 流れる景色の色を
なににたとえたら 僕の心のこの色を

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