DAVID BOWIE




Letter to Hermione/ヘルミオーネへの手紙

他の男の元へ行ってしまったヘルミオーネという人に
切々と未練がましい手紙を書くという、なんとも情けなくて哀しい曲。(汗) 
一度でいいからその(笑)ヘルミオーネになってボウイを振ってみたいものだ。
いや・・・やっぱり勿体無くて(爆)出来ないだろうな。
(想像するだけタダだもんね。苦笑)    <J>


Cygnet Committee

10分弱にも及ぶ超大作。
とにかくメロディーが美しい。 そして力強い。 <J>


Space Oddity

ボウイ初のシングル・ヒットで当時は全英5位。
スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」に
触発され完成した曲でボウイ自身も思い入れが深く
これまで3度シングルでリリースされている。
2度目のリリースで待望の全英1位を獲得。
タイトル通り宇宙を感じさせてくれるがアルバムは散漫で
他には宇宙を感じさせてくれる曲はない。  <イアラ>


Space Oddity (1969) 


The Width Of A Circle/円軌道の幅

グラム・ロック幕開けを告げる「世界を売った男」のトップに収録。
ハード・ロック調のギターとボウイの不安な内面が
複雑に絡み合う名曲である。
ボウイ自身も思い入れがあるのかライヴでも定番であった。 <イアラ>


Black Country Rock

マーク・ボラン風の曲調が印象的でありカッコいい。
グラム・ロックのライバルであるT.Rexを確実に意識している。 <イアラ>


The Man Who Sold The World/世界を売った男

重く暗い曲調だが心に響く初期の名曲。
ダサい再発盤のジャケットが災いしてか日本ではあまり売れなかったらしいが
欧米ではその完成度の高さゆえ人気の作品である。
ニルヴァーナがMTVのアンプラグドに出演しこの曲をカバーしたことにより
日本の一般ロック・ファンにも知られるようになった。  <イアラ>
 


The Man Who Sold The World (1971)


Changes

ボウイ永遠のテーマでもある「変身」を歌った曲で、
ライヴでも欠かすことのできない重要なレパートリーとなった。
この曲のヒットでようやくボウイの才能が開花。
以後イギリスでは国民的な歌手となるのだが
アメリカではまだまだアンダーグラウンドな存在だったという
信じられない事実があった。   <イアラ>


Oh! You Pretty Things〜Eight Line Poem

アルバム「ハンキー・ドリー」の中では異色ともいえる曲で、
レオン・ラッセルの為に書かれたと言われている。
ピアノの弾き語りで若者が父親になった時の
心境を告白したといった内容。   <イアラ>


Life On Mars/火星の生活

フランク・シナトラに捧げられた曲で「マイ・ウェイ」のコード進行と逆になっているとか。
それにしてもこの曲のプロモビデオのボウイは火星人といったところか。(爆)  <イアラ>


Fill Your Heart〜Andy Warhol

メドレーになった曲で後半のウォーホルへ捧げた曲は
彼への傾倒ぶりが伺える曲である。
ニューヨークでウォーホル、そしてルー・リードと出会えなければ
グラム・ロッカーとしてのボウイはなかったのかもしれない。 <イアラ>


Song For Bob Dylan/ボブ・ディランに捧げる歌

ディランに対する人々の考えをテーマにした曲で
彼の唱法を真似たのが面白い。
ビートルズの「悲しみはぶっとばせ」、
ストーンズの「甘い微笑み」「眠りの少女」と
比べてみると面白いかも。     <イアラ>


Queen Bitch

エリザベス女王をパロディにし、
社会に対してメッセージ性も取り入れているストレートなロックン・ロール。 
パンクの元祖はこの曲だったりして。(笑)    <イアラ>


Hunky Dory (1971)


Rock'N' Roll Suicide/ロックン・ロールの自殺者

ロック・スター、ジギーが逝ってしまう歌。
それでも彼は“You're not alone”と叫んでいるんですよ。
ううっ、泣けますねぇ。。
この曲に限らずボウイの声自体が、そして美しいボウイその人自身が、
なんだか悲劇的な気もしますが…
私はつい、この曲をカート・コバーンとオーバーラップさせてしまいます。
そしたらまた哀しい…
3分弱ですぐに終わってしまい、
その後すぐにボーナス・トラックが楽しげに始まるのも、
また哀しい…        <Masami>


Moonage Daydream/月世界の白昼夢

「この曲を歌いたい」というワガママ女と「難しくて弾けない」というキヨワな男。
キーボードもいないバンドでこのバックをギター1本で弾けというのは
土台無理な話だったのだ。。。。
そうして私は長年連れ添った(?)相棒ギターに逃げられた。(-_-;) 
たったこの1曲が原因でだ。
このアルバムは秀曲揃いで好きな曲は目白押しなのだが・・・・
やはりこの曲ほど哀しい曲はないのだ、私にとって。   <J>


Starman

大傑作「ジギー・スターダスト」のハイライトと思ってしまいそうだが、
この曲が人気あるのは何と日本だけだとか。
カントリー・タッチだが実にカッコいい曲である。
私のカラオケの18番でもある。(笑)     <イアラ>


The Rise And Fall Of Ziggy Stardust
 And The Spiders From Mars
 
 (1972)


Aladdin Sane

ジギースターダストと対をなす位いいアルバムなのだが、
日本ではよくスルーされるアルバムのタイトル曲。
やる気のなさそうなボーカル、延々と不協和音を奏でるピアノの旋律。
もう諸行無常感満載である。
この無気力感、絶望感はたまらん。
よって哀メロ1確。    <いまち>


Aladdin Sane (1973)


Station To Station




デヴィッド・ボウイに関してはファンの一部にジギー至上主義みたいのがあって、
過激な意見の中にはマーク・ボランのようにボウイもジギーを作った後は
死ねばよかったというような意見もありますが、
私は全然そんなことは思わないんだな。
ジギーは確かに素晴しいけれどもその栄光の過去を捨て去ろうと
もがいて作られた楽曲はやはり面白い。
私は努力している姿を見せて商売にしようなんていう
AKB商法には全く賛成できません(この点ではテリー伊藤には全く賛同できない)。
でもクスリに溺れようがアルコールに溺れようが
苦心して出来上がったものが良ければそれは素直に評価すべきでしょう。
このアルバム「ステイション・トゥ・ステイション」も薬物使用等で苦労した末に
出来上がった作品のひとつ。
アルバム冒頭に収められたこの曲は10分超の大曲で、
欧州の陰鬱なメロディとファンクっぽいリズムが融合した傑作。
ジギーが色々な意味で若さを象徴するアルバムだったとすれば、
ビョーキっぽさを感じさせるこの曲はカルト・スターたる一面を
強烈に打ち出した一曲であると思います。
                                 (2011/9/26) <tokoro>


Stay




前作「ヤング・アメリカン」以降ソウルに傾倒していたボウイが作り上げた、
本アルバム中最も黒人音楽色を感じさせる曲。
イントロのエッジの効いたギターに続いてドラムとベースが絡む辺りがとても渋い。
極めてファンクっぽい曲なのだけれども、ボウイはかなりサラりと歌っていて、
あまりそう感じさせないのが良い。
歌詞が一瞬情けない男の歌かと思ったのですが、
結構ハードボイルドなところもあるようです。
何となくリズムのせいでちょっと聞いたのでは哀メロっぽく感じもありますが、
曲も歌詞も実に渋いのでじっくりと聞いてみていただければと思います。

                                 (2011/9/26) <tokoro>


Wild Is The Wind/野生の息吹き




ただでさえ、なに歌っても暗い(爆)ボウイ(←だから、好きなんだけど〜苦笑)の
中でも、超ド級の暗さと哀しみの曲。
暗い・悲しい・美しい・だから好き!(爆)と
私の定義にピタリとハマるのです。
う〜ん、ラストがまた哀しい〜o(ToT)o ダー     <J>

   
アルバム最後を飾るメロウなバラードで、ボウイの歌唱力の高さを感じさせる一曲。
オリジナルはジョニー・マティスが映画"Wild Is the Wind"のために歌ったもので、
その後ジャズ歌手のニーナ・シモンのカヴァーが有名なものとなっていました。
ちょっと聞いた感じだとあまり黒人音楽の要素を感じさせない曲ですが、
ジョニー・マティスもニーナ・シモンもアフリカ系アメリカ人。
黒人音楽への拘りはこんな所にもあったんですね。
ボウイ自身はキャリアの中で最も歌うのが難しい曲と考えているそうです。
確かにニーナ・シモンのカヴァーなんて神々しいばかりの歌声ですからね…。

                              (2011/9/26) <tokoro>  


Station to Station (1976)


Heroes

デビッド・ボウイはアルバムとしては「LOW」が一押しですが
曲単位としては、「ヒーローズ」がいちばん好きです。
あのノリの良いリズムとヨーロッパの退廃を思わせる
明るそうで哀愁感を漂わせるメロディが素敵です。
そしてゲストのR・フリップのシュールに絡むギターが
曲に深みを持たせてくれますよね。
手の届きそうにもない淡い希望、
そんな不安定な感情が私のハートに響きます。
なんか、上手く表現出来ない。(笑)       <Dora>

同感です。フリップのおじさんの性格は嫌いですが、
このギターは素晴らしいです。
数年前「あの」オアシスが「ヒーローズ」をコピーしていましたが、
音の分厚さはともかく、オリジナルにあった哀愁はなかったですね。 <元がくせえ>


Heroes (1977)


Let's Dance

音楽も好きだけど、あの顔はもっと好き!(注:化粧濃くない時)
彼のクールな瞳に見つめられたら・・(///(エ)///) カーッ
デビッド・ボウイで、すぐ頭に浮かぶのが『レッツ・ダンス』♪
で、脳裏に焼き付いて離れない、仁王立ちで身体を前後に揺らす
ウッディ・アレン似の☆氏の踊り・・・〃┌( ̄− ̄)┘〃
でぃすこくぃ〜んだった(嘘)私は、その不思議なダンスを習得する為
この曲が流れると、友達と☆氏の横でレッツ・ダンス。
 ↓が続いたら、ご機嫌オールナイトダンシング
♪ ~( ̄∇ ̄)ノアイヤイヤー ヘ( ̄∇ ̄)~アイヤイヤー

ステッピン・アウト/ジョー・ジャクソン
君は完璧さ/カルチャー・クラブ
ルック・オブ・ラブ/ABC
カモン・アイリーン/デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ
ノックは夜中に/メン・アット・ワーク
君の瞳に恋してる/ボーイズ・タウン・ギャング

あと、あとっ「プレッシャー!!」で、終わる曲。
(題名もアーティストもわからん( ̄ω ̄;))    <スラバ>


China Girl

腐れ縁(爆)イギー・ポップとの共作。
バックにはエセ中華風(笑)メロディーが流れ、
なんとも不思議な感じの曲だ。
サビからの哀メロ部分がツボ。(笑)   <J>


Let's Dance (1983)


Loving the Alien

タイトルとは裏腹の美しいメロ。
サビへのだ・だ・だ・だ・だ・だ・だ〜ん!がダイナミックで感動的。 <J>


Tumble and Twirl

小刻みなリズムが心地良い曲。
ボウイはどんな曲歌ってもクールでかっこいいなぁ〜(笑)  <J>


Tonight (1984)


Sunday




ボウイ最新アルバム「ヒーザン」より。
賛否両論・・・どっちかというと評判はあまりいいほうではないかもしれないが(^▽^;)、
かなり哀メロ含有率が高く個人的には気に入ってたりする。(笑) 
1曲目のこの曲は出だしがNothing Remains〜なにも残っていない、
から始まるなんとも陰鬱な曲。(苦笑) 
ちょっと「ロウ」あたりを思い出してしまった。   <J>

   
ジャスミンさんのレビューにもあるとおり、評価の難しいアルバム。
個人的にはカヴァー曲がイマイチ好きになれなかったものの、
オリジナル曲はかなり良い出来と言って良いのではないでしょうか。
この曲は戦争か災害が起きた後の世界を描いているらしく、
メロディーやアレンジはかなり重苦しくなっており、
それに対応して丁寧に歌っています。
やっぱりボウイは歌が上手いですねぇ。

                              (2008/8/10) <ところ>  


Slow Burn




私はこのアルバムを中古屋で入手しており、
今でもお店を覗くと結構な割合で置いてあります。
ボウイの場合新しいアルバムになるほど中古率が高くなる傾向にあるのですが、
作品の質は決して低くありません。
少なくとも「アウトサイド」辺りからはかなり良い出来です。
それだけにこの中古率の高さは解せないものがあります。
それはさておきこの曲もボウイの歌唱力の高さを認識させられる曲です。
歌詞の内容は分かり難いのですが、
圧制に対して水面下で反抗の炎を燃え上がらせている、
というような意味なのではないでしょうか。
ピート・タウンゼントのギターとボウイの歌唱の力強さからは
そのような感想を抱きます。
                                 (2008/8/11) <ところ>


Afraid

アップテンポ&キャッチー!
なにもコメントすることはありません。聴いて下さい。(爆)   <J>


Heathen(The Rays)




イントロのシンセが美しいラストナンバー。
4分ほどの曲なのですが徐々に盛り上がっていく曲の展開なので、
スケール感の大きい曲になっています。
ボウイのボーカルはややラフな感じを受けますが、
この突き放した様な歌い方がかえって一寸泣きの入った哀切な叫びにも聞こえて、
抽象的な歌詞の雰囲気に合っているといえます。

                                 (2008/8/11) <ところ>


Heathen (2002)
        


Days

ポコポコした(苦笑)イントロ〜バックが哀愁をかもし出す中、
全ての力を出し尽くしたあとの爽快感を感じさせる声で軽やかに歌うボウイ。
(ーΩー )ウゥーン こんなボウイも好きだな・・・  <J>


Bring Me Some Disco King

ピアノの音がずしりと胸に響く。
そしてボウイの声が心臓を貫く。
おしゃれで、切なくて・・・・
前作「ヒーザン」よりは前向きで軽い曲が多かった今作中ダントツな哀メロ。
やっぱいいね、ボウイはいいわぁ〜(*´∇`*)  <J>


Reality (2003)


Whrere Are We Now?




とうとうBowieが歳を取った事を認めなければ成らない時が来てしまった。
永遠のHeroは只のおじいさんに成り、若かった私は現実の年齢に引き戻された。
こんなある意味残酷な形で。

今日久し振りに電車で遠出して、一体どうしたら電車でいけるのか?
と言う出だしを思い出した。

静かな浮遊感のある本作。
アルバムにはロックな曲もあるが返って痛々しい。
こんな形でも自分は現役だと言っている彼は、
やはり何かに変わって行く事には限界があるのか、
とうとう老いさらばえた自分を出してしまった。
禁じ手だ。
あがめていた偶像(アイドル)がこんな形に成って可哀想と言われたが、
明日を信じないともう生きて行けない歳に成ったのだ。

                                 (2013/7/23) <Eddy.T>


The Next Day (2013)
        


Lazarus




亡くなる2日前に発売されたラストアルバム★(Blackstar)
それは彼がファンに残した最後の贈り物だと言われている。
アルバムタイトルの★と、このLazarusは
PVも制作されたのだが、そこに映る晩年のボウイの姿は
すっかり変わり果てており、ホラー映画のような不気味さと
救いようのない絶望感、そして死を匂わせる歌詞…
ボウイが伝えようとした真のメッセージを
これから、各々が時間をかけて自分の中で解釈していくのだろう。。。

  死に様までがカッコ良すぎだ。

                                 (2016/5/2) <J>


★(Blackstar) (2016)



                   


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