Mr.Tambourine Man
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バーズと言えばこの曲でしょう。 この曲にまつわる逸話を語るとロック史の講座になってしまうので、 あくまで偏見を書きます。 フォーク・ロックと言うジャンルは、この辺りから出始めたんでしょうね。 フォークじゃ弱いし、ロックじゃ過激って具合の 「人間のチョイ刺激ほしい感覚」がこんなジャンルを作ったのかも。 疲れてるわけじゃないけどだるいし、 切なくはないけど悲しいなって時の感情のオカズって言うのかな? 彼らの歌を求める時がありますね。 6弦ギターより弦は多いのにか弱い12弦ギターや、 男の低音なのに女性よりか細いボーカルっていった 「霧吹きみたいなメロディー噴射武器」。 この曲をはじめとした彼らの曲群は、半分元気な状態の脳みそを 指で押してくれる心地良さがあります。 もちろん、そこにある基本は哀愁感です。 <weo> |
The Bells Of Rhymney
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「一体やる気があるんか?」と聞いてみたくなるよな気の抜けたボーカル。(爆) |
Mr. Tambourine Man (1965) |
I See You
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バーズといえば”Mr.Tambourine Man”とフォークロック、 というイメージは間違いではないでしょう。 しかし、彼らのキャリアを眺めるとフォークロックからサイケ、カントリーへと 音楽性が変化していることがわかります。 この”Fifth Dimension”というアルバムは従来のフォークロックに サイケの怪しい雰囲気が詰め込まれており、 ひねくれロック好きにはオススメの一枚です。 4曲目に収録されたこの曲はYesのファーストアルバムでカヴァーされています。 Yesヴァージョンはかなりジャジィなアレンジでしたが、 オリジナルはサイケな香りがぷんぷん。 Yesヴァージョンよりもシンプルな仕上がりになっている分、 哀メロが引き立っています。 (2008/7/17) <ところ> |
Eight Miles High
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この曲が収録されたアルバムの邦題は「霧の五次元」となっています。 「霧の」というのはこの曲の哀愁漂うメロディーとやや歪んだギターの音から来ているのでしょう。 ”I See You”と並んでサイケチックな曲ですがより浮遊感を感じさせます。 バーズお得意のコーラスワークも健在で、 ”Mr.Tambourine Man”や”Turn! Turn! Turn!”と並ぶバーズの代表曲と言ってよいでしょう。 (2008/7/17) <ところ> |
Fifth Dimension (1966) |
Everybody's Been Burned
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”Fifth Dimension”に続きサイケ色の強いアルバム。 二番煎じ的な印象が強いですが、 前作よりまとまりがよく非常に聞きやすくなっています。 前作ではロジャー・マッギンが作曲の中心を担っていましたが、 本作ではデヴィッド・クロスビーとクリス・ヒルマンが数多くの曲を提供しており、 作曲者ごとに個性が表れています。 この曲は怪しげな雰囲気を醸し出すのが得意なデヴィッドの作です。 この頃のバーズがサイケチックだったのはデヴィッドのおかげといってもよいでしょう。 (2008/7/17) <ところ> |
My Back Pages
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ボブ・ディランのカヴァー。 バーズの一般的イメージそのままにフォークロックが展開されています。 サイケチックなこのアルバムに有ってむしろ場違いなくらい。 おそらくレコード会社から強要されたんでしょうね。 とても好きな曲なのですが、この曲を聴いていると 「ああそうだよ、またディランのカヴァーだよ。 ミスター・タンバリンマンの二番煎じだ。 それが悪いか?」 というロジャー・マッギンの嘆き(開き直り?)が聞こえてくるように感じます。 (2008/7/17) <ところ> |
Younger Than Yesterday (1967) |
Pretty Polly
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私は真性の哀メロ愛好家ではあるが(苦笑)、 |
Sweetheart of the Rodeo (1968) |
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