AIRPLAY





Cryin' All Night




1980年・・・様々なジャンルで名曲が生まれた年。
それらは自然にラジオや有線から一斉に耳に入ってきた。
その中で、「こりゃダメや」と思ったものは軽く流し(笑)
「お、なんかカッコイイかも♪」と思ったものは
一か八かでアルバム買ってみたり、誰かから借りたりした。
また「カッコイイかも♪」と思ったけど、それっきりに
なってしまった曲も数多くある。

このCryin' All Nightがそうだった。

キャッチーでやや明るめのイントロから次々と紡ぎ出されるように
タイトな美メロの応酬。
こんな名曲でさえ記憶の片隅に追いやられていた1980年って・・・

ちなみに、今貼ってあるyoutubeは彼らではなくノルウェーのトリビュートバンドだ。
たった1枚しかアルバムを出さなかったのに、30年もの歳月を経て
こうしてトリビュートバンドが活動しているのはなんだか嬉しいものだ。(^^)

                             (2010/5/6) <J>


She Waits For Me/彼女はウェイト・フォー・ミー




筑波山麓では安穏な時間が流れていた80年代初頭、
音楽仲間の伊藤君が定期購読している○○レコパルには
エアプレイサウンドなる言葉が踊っていた。
どうやらTOTOはその範疇らしかった。
松田聖子もそうらしい。
そういえば「チェリーブラッサム」のサウンドはTOTOっぽいかもしれない。
乾いたドラム音と、スタッカートしていく和音ピアノの合成みたいなのがそうなのだろう、
意味はよくわかんねーや。

放送委員会の立場を利用して、学校の音楽室で「コーセー化粧品歌謡ベストテン」と
「『DIATONE ポップスベストテン』」をエアちぇつくしていた土曜日の午後の至福の
時間を過ごす中学生の自分がいた。(笑)
自宅の市営住宅とは比較にならない良音で、やはり比較にならない録音機材は、
後の自分を構成する養分に満ち満ちていた。

数年後、そのものずばりの「エアプレイ」なるユニットの存在を知る。
(シングルヒットもなくアルバムもトップ40に入ったわけではないので
 当時は知らなかった)
J.グレイドン(g、produce)とD.フォスター(key、produce)が紡ぎだす
ほどよくハードなギターとコーラス、ツボを心得過ぎなキーボードワーク。
のちにボストンの声にもなるトミー・ファンダーバークの圧倒的ボイス。
スティーリー・ダンのペグと17・18シカゴの融合。(笑)(?)
「彼女はウェイト・フォー・ミー」を聴いたのはなんと90年代なのだが
1981年の自分に戻ってしまう音世界。
産業ロックチルドレンの私にはもう母乳のような一枚となりました。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』には
「エアプレイ(Airplay)はアメリカのAORユニットである」とあるが
どうも違和感が・・・・。

私にとってのAORというとPlayer 「Baby Come Back 」なんです。


とまれ
筑波山麓では怠惰な時間が流れている2010年初頭、
この名作が中古とはいえAmazonで\ 367 で売られている。(笑)



(ポップスベストテンも歌謡ベストテンも冠を変えながらも現在も続いている)

                        完

                             (2010/1/4) <筑波のカエル>



ロマンティック (1980)




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